00/01/20
●「世界は一家、人類は皆兄弟」のCMは(財)日本船舶振興会ですね。
平成8年に日本財団という名称になっています。
会長だった笹川良一氏は平成7年に亡くなられており、現在は曽野綾子氏が会長を務めておられます。
●氏は約5年以上前に亡くなっております。あのCMとは「高見山」と一緒にでていたCMを指していると思われますが、あれは高見山が現役を引退した(S59)頃には見なくなりました。それ以外のCMとしては「笹川良一、老いた母親を負ぶって階段を登る」というものもありますが、それはもっと前に姿を消しています。
余談ですが、氏は「日本船舶振興事業団」のボスで、なおかつ「右翼のスポンサー」としても有名な方でした(人によってはあの「児玉誉士夫」「小佐野賢治」に並び称することもあるほど)。ですから、例の「老いた母親を負ぶって階段を登る」銅像が、全国各地の「B&Gセンター」なる研修・スポーツセンター、または「船の科学館」に存在します。一度ごらんになっては如何でしょうか。
さらに余談は続きます。日本船舶振興事業団は競艇の莫大な収益金があるので、所轄省庁の運輸省が牛耳りたかったのですが氏の存命中は思うに任せず、氏の子息(確か衆議院議員だったような気が?)が理事長になったときに運輸省とすったもんだの内紛に突入し、スキャンダルとなったのでご記憶の方もあろうかと思います。それを収拾するために理事長となったのが、作家の曾野綾子氏であるのはそれこそ有名な話です。理事長交代の後、同財団はCIを行い「日本財団」と名乗っております(登記上の名称は変更せず)。同財団ですが、現理事長の指揮の下、情報開示においてはきわめて熱心な団体に変貌し、全国紙の一面を割いて「貸借対照表」「損益計算書」を掲載する等、この法人の右に出るものはありません。
私が知っているのはこの程度です。
●日本船舶振興会(競艇のスポンサー?)の会長であった笹川良一氏は既に亡くなっています。もうだいぶ前のことだと思います。
その後、ご子息が跡を継いだようですが、なにやら親族経営がどうとか、いろいろ問題も起きたようです。
●そのCMは「日本船舶協会(競艇の協会です)」のCMです。
その「日本船舶協会」の会長であった、 「笹川 良一」氏は、すでに亡くなっています。
いつ亡くなったかは、忘れましたが・・。
なお、今の会長は、確か「曽野綾子(作家)」氏です。
●あの方は何年か前に亡くなられています。全国モーターボート競走会連合会の会長だった方で、競艇のレース名にも「笹川賞」として名前が残っています。